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 月 別 庭 木 の 手 入 れ
 3 月の庭木の手入れ

 3月は芽吹きの季節、1年で最もみずみずしい生物の営みが始まります。日本人が最も愛好するサクラの開花の到来です。根が活動をはじめ、落葉樹では水分、養分を吸収し、葉を展開していきます。ただ、カエデ類やウメは年明けから活発に水分を吸い上げています。まず、ミツマタ、サンシュユ、レンギョウなどが黄色の花を咲かせます。また、植物だけでなく、害虫などの昆虫やダニ類、病気を引き起こす細菌やカビなどの菌類も温度の上昇とともに活動を始めます。

 

水やり 

空気が乾燥する時期なので、土も乾きやすくなっています。雨が降らない日が続いて、土が乾燥していたら、週に一度、午前中に水やりをします。また、植え付けて2年以内の庭木の根元には、厚めにバークたい肥や腐葉土、ピートモスなどを敷いて乾燥に備えます。

 

施肥 

寒肥がまだ済んでいない場合は、早急に実施します。根が動き出す春に向けて、前もって土の中に肥料を埋めておきます。肥料は遅効性の有機質肥料(完熟した牛糞たい肥など)がよく、根元から1m以上離して数カ所に深さ30〜50cmの穴を掘って埋めます。また、穴を掘ることで土が耕され、根が適度に切られることで新しい根が伸びて活性化します。さらに粘土質で通気性が悪いときは、パーライトや木炭(1cm内外の大きさ)を肥料と一緒に元の土と1:1の割合に混ぜて埋め戻します。

 

剪定 

サクラのてんぐす病は、枝ぶりがわかる今が最後の機会なので、切り落として処分してください。処置をしないと、どんどん病気が拡大し、花が咲かなくなります。

 

 病虫害の防除 

 気温の上昇に伴って、病害虫の活動が活発になってきます。特に落葉樹は地面の落葉、樹上に残った病葉をすべてかたづけます。昨年、うどんこ病が発生していた場合は、適用のある農薬を新葉の展開後に散布してください。

 

移植

移植のための根回しの作業を行います。これは事前に根切りを行って、細根を出させます。この状態で移植すると、成功する確率が高くなります。また、2年以上経った、鉢植えも植え替えの時期です。

 

 

(森林資源課)


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