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 月 別 庭 木 の 手 入 れ
 2 月の庭木の手入れ

 
 水やり 空気が乾燥する時期なので土も乾きやすくなっています。雨が降らない日が続いて土が乾燥しているのでしたら、週に一度午前中に水やりをします。また植え付けて2年以内の庭木の根元には厚めにバークたい肥や腐葉土、ピートモスなどを敷いて乾燥に備えます。

施肥 2月は寒肥の時期で根が動き出す春に向けて、前もって土の中に肥料を埋めておきます。肥料は遅効性の有機質肥料がよく、根元から1m以上離して数カ所に深さ30〜50cmの穴を掘って埋めます。1月から2月上旬は根の活動は低下しているので、穴を掘るときに多少の根を切断しても樹木に負担の小さい時期です。また、穴を掘ることで土が耕され、根が適度に切られることで新しい根が伸びて活性化します。また粘土質で通気性が悪いときはパーライトや木炭(1cm内外の大きさ)を肥料と一緒に元の土と1:1の割合に混ぜて埋め戻します。

剪定 落葉樹は剪定の適期ですが、樹種によって乾燥した寒風が当たると剪定後の細い枝の切り口から枯れることがあります。これを防ぐため切り口にトップジンMペーストの癒合促進剤を塗るか2月中旬までの厳寒期を避け、芽吹き前に剪定します。(ナツツバキやムラサキシキブなど)

病虫害の防除 マツカレハの幼虫(マツケムシ)は暖冬の影響で地上へ降りずに樹上で生活しています。こうなるとコモ巻きなどの方法では中に幼虫が入って越冬せず駆除が困難になります。ミノムシやイラガの繭、カイガラムシ、アブラムシなど樹上で越冬する害虫は落葉樹では見つけやすい時期です。ツバキなどの葉をくっつけて樹上で越冬するチャノコカクモンハマキは冬でも暖かい日に葉を食べ、開花前の蕾も食害するので注意が必要です。

 最も相談の多いクロマツ、アカマツではマツ材線虫病を心配される方が多くおられます。防除は休眠期である今がヤニの流出が少ないので殺線虫剤を樹幹に注入する方法が一般的でした。しかし、幹にドリルで穴をあけるので腐朽が入ったり、薬液が形成層にこぼれて薬害が出たりすることもありました。今回、新しい方法として土壌注入の方法を紹介します。この薬剤は元々、トマトやカンショ、スイカのネコブセンチュウに農薬登録のあるホスチアゼート液剤(ネマバスター)で胸高直径の2〜3倍離した位置に深さ15〜20cm、幅20cm程度の溝を掘り50倍の希釈液を入れます。使用量は胸高直径で決められています。ただし、効果期間は1年ですので毎年施用する必要があります。しかし、灌注時期は根が動き出す3月以降が良く、詳しくはメーカへお問い合わせ下さい。http://www.iskweb.co.jp/ibj/(0120-1480-57)

 

(森林資源課)


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