平成18年度 奈良県森林技術研究評議会の中間・事後評価結果一覧
  中間評価
研究課題名
研究
期間
担当課
研  究  概  要 総合評価 速報成果の適否 備         考
ヒノキ林における樹冠の量と形態を予測する方法の確立
H14〜20
森林資源課
 様々な施業体系において生産される幹材の量と形質を予測する方法を確立するため、ヒノキ林を対象に、まず樹冠の量と形態を予測する方法を確立し、ついでその予測結果から幹材の量と形質を予測する手法を開発する。
A
速報成果
 樹冠の量と形態について仮説モデルを作り上げ、実測により、その仮説が適切であることを証明している。今後、林地における実証データの集積によって最終的に樹幹の量と形質が予測可能になれば、長期育成循環施業や針広混交林化等の重視すべき森林の機能区分に応じた新たな森林整備を提案する際の新しいツールとして利用できる。また、これまでの成果を数多く発表しており、速報成果としたい。

【総合評価記号】

  1. このまま続行させる
  2. 内容を修正して続行させる
  3. 計画の見直しが必要
  4. 中断または中止させる




  事後評価

研究課題名
研究
期間
担当課
研  究  概  要 研究目標の達成度 研究成果利活用の見通し 主要成果の適否 備      考

糞粒法によるニホンジカ生息密度推定法の高精度化

H15-17
みどりの保全課
 糞粒法によるニホンジカの生息密度推定が、より精度の高いものとして奈良県下において使用できるようにすることを目的としている。
C
C
 本課題の成果では生息密度推定法の高精度化が達成されていない。しかし、糞虫による糞の分解速度などの有効なデータが集積されている。

無水マレイン酸を用いた気相反応処理法の確立

H15-17
木材利用課
 無水マレイン酸気相処理技術の実用化に向け、試作した気相反応処理装置に改良を加えながら、実用を考慮した最適処理条件を検討する。
A
B
 気相状態で化学処理することによって木材に複合的な性能付与を試みた研究で、所定の目的は達成している。ただ、実用化という観点からは、コスト分析、装置設計など他の視点から検討する必要があった。
高性能林業機械等による長期育成循環施業法の確立 H1417

森林資源課

水土保全や資源循環利用林での長期循環育成施業に対応した高性能機械等による伐出作業システムを開発し、併せて樹下植栽システムも作成し、長期循環施業の普及・研修マニュアルを作成する。 B B 高性能林業機械等による長期育成循環施業法について、作業分析的な意味でデータの集積は今後必要であり、本課題で得られた奈良県特定地域における生産コスト・搬出経費などの一部データは林業経営上貴重である。

研究目標の達成度評価

A
:十分達成された(達成度80%以上)
B:おおむね達成された(達成度60%以上、80%未満)
C:部分的に達成された(達成度40%以上、60%未満)
D:達成に到らなかった(達成度40%未満)

研究結果利活用の見通し

A
:十分活用される研究成果である。
B:部分的に活用される研究成果である
C:現状では活用の困難な研究成果である。

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