環境資源としての森林・樹木の保全・管理技術の開発

課題名 里山林の循環利用に関する実践的研究 
概要  かつて日常的に利用されていた里山林は燃料革命後大部分が放置され、藪化による景観の悪化、大径木化によるナラ枯れ被害の拡大などの課題を抱えており、伐採利用と更新による循環の仕組みの復活が必要とされている。そこで、里山林の木質バイオマスへの伐採利用に関するビジネスモデルを検討するとともに、放置里山林の更新技術の確立のための第1段階として、樹種毎に萌芽再生能力と個体サイズ・樹齢の関係を明らかにする。 
担当課  森林資源課

里山林を伐採し薪を生産
研究期間 平成26年度〜30年度 
予算区分 国補(林野庁)情報活動システム化事業 

課題名 堅果類豊凶調査
概要  近年ツキノワグマの大量出没が社会問題となっているが、奈良県でも、将来的には問題となる可能性があり、出没予測のための堅果類の豊凶調査を実施するなどして、野生生物からの被害の軽減に寄与する。 
担当課  森林資源課

ブナの堅果
研究期間  平成28年度〜30年度 
予算区分  県単 

課題名 ツキノワグマの生息数調査−カメラトラップ調査による−
概要  紀伊半島に生息するツキノワグマは、環境省のレッドデータブックにより「絶滅の恐れのある地域個体群」に指定されており、狩猟が禁止されている。一方、クマ剥ぎなどの林業被害も多く報告されており、問題となっている。科学的な個体群理を担保する上でも生息数調査は必要であるが、2008年以降生息数に関する調査は行われていない。そこで、今回カメラトラップ法を用いてツキノワグマの生息数を調査する。 
担当課  森林資源課
研究期間  平成28年度〜30年度 
予算区分  県単 

課題名 コンテナ苗生産技術の検討
概要  本県におけるコンテナ苗に対する需要の増加を想定して、これまでの裸苗生産と異なる「コンテナ苗生産技術」を生産現場に普及し、種苗生産者の育成をはかるため、国内先進地で取り組まれている生産技術のうち、本県において利用可能なものについて整理するとともに実証試験を行い、集約的・効率的なスギ、ヒノキの育苗方法を確立する。
また、針広混交林を意識した多様な森林づくりや薬木生産等に資することを目的として、広葉樹(ナラ類、キハダ等)のコンテナ苗生産技術についても検討する。
担当課  森林資源課
研究期間  平成29年度〜32年度 
予算区分  国補(林野庁)情報活動システム化事業